全国の西友（SEIYU）パート・アルバイト レジスタッフインタビュー

育児と共に25年、今はレジ責任者を任されています。

西友で勤めて約25年になります。面接を受けた当時は、子どもが小さい事を理由にパート採用をしてくれるところが少ない時代でした。働きたいのに採用されない状況の中、たまたま西友に立ち寄って応募してみたら…面接後すぐに即採用！すごく嬉しかったですね。私は事務経験もあったので、入社後はレジの他に、店舗の人事や経理処理を行う庶務業務をしていました。現在は再び、レジ担当の責任者としてレジスタッフの育成や管理オペレーションを任されています。

新人スタッフさんに最初に教えるのは、やはりレジの操作です。機械操作はもちろんですが、「丁寧」「親切」「スピード」の3点を意識するよう指導しています。早くても雑ではいけませんし、丁寧でも必要以上にお客様をお待たせしてはいけません。また、商品の温度、重量、柔らかさなどによって取り扱いの仕方が変わるのでそのあたりも指導しています。ですが、普段からスーパーを利用している方ならその感覚をお持ちだと思うので特に難しくはないと思いますよ。

ただし学生さんや不慣れな方はコツを掴むまではお弁当を傾けすぎたり商品をダメにしてしまうこともあるかもしれません。スキャナに通すときの角度や傾き加減のコツをつかむのはちょっと時間がかかります。一番良いのは商品にハンドスキャナというバーコード読み取り機械をあてる方法ですが、時間帯によってはレジにお客様が大勢並ばれます。そういう時はスピード優先でお弁当やお刺身盛り合わせなども絶妙な角度でスキャナに通します。「崩れない角度で」です。

現在はレジ全般の指導や運用、管理オペレーションを担当しています。ちなみにレジを何台稼働させるかは、過去データからはじき出された数字があります。本社から届くデータをもとにシフト管理していますし、もしも想定以上にお客様の列ができてしまっても他の売場から支援をもらえる体制になっているので大丈夫ですよ。

勤務後は社割で買い物、ほぼ毎日です(笑)。

まずは、出勤すると一日のスケジュールを確認します。それから事務所やレジ周辺の清掃を行います。そして前日の売上レポートなどを印刷してファイリング。これは事務業務を兼務しているスタッフが分担して行います。新人のレジスタッフさんは、出勤したらスケジュールを確認しお仕事スタート。レジが混むのは店舗によっても若干異なりますが、お昼時の11時半からと、夕方17時からです。新人さんにはまずはレジ周辺のお仕事として、レジの合間に買い物かごやカートの整理を行ってもらいます。

西友の特典といえば、入社してから半年後にもらえる社員割引カードです。通常のお買い物以外にも西友のお惣菜やお弁当を割引価格で購入して休憩中に食べることができます！朝から、自分のお弁当を作る時間がない時もありますよね(笑)。そんな時は上手に社割を利用しています。ちなみに私は、ほぼ毎日、仕事帰りに家族のための買い物をして帰ります。そして、休みの日も西友で買い物しています。（笑）この25年間、ずっと西友ですね。うちの子ども達は西友で育ったようなものですね(笑)。

とはいえ、私が25年間も西友で働いてこられたのは「スタッフ同士の仲の良さ」に支えられたからです。私は内気な性格でしたが、仲間と共に売り場に出る内に徐々に自信を持てるようになり、内気な性格を克服することができました。入社してみないと本当の雰囲気はわからないものですが、私が人前で話せるようになり新人教育までできるようになったのは、スタッフ同士の支えあいによるものだったと思います。

そして、今、「新人スタッフが私と同じように長く働き続けられるるように…」と、心掛けていることがあります。常に話しかけやすい雰囲気を作り、スタッフが困っている時は私から声を掛けるようにしています。例えば、私と同じように小さいお子さんがいる主婦さんには「子どもの体調不良でどうしてもお休みしなくちゃいけない時の遠慮する気持ち分かるよ」と声を掛けたりします。私自身そういう気持ちを抱きながら働いていた時がありますから。

レジスタッフは店舗においてお客様と最後に接するスタッフです。つまり、お客様の西友に対するイメージを決めるといっても過言ではない重要なポジションです。私はそのレジスタッフの“笑顔”を生み出せるように職場の雰囲気づくりを心掛けながら頑張っていきたいと思っています。